ちゃぶ台のトースト ~Akamaru Bakery Official Blog~

東京の雑司ヶ谷という小さな町の小さなパン屋「赤丸ベーカリー」のブログです。日常生活そのもののパン「ちゃぶ台のトースト」をモットーに、日々パンづくりに励んでいます。

2011年10月

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掲載御礼~散歩の達人11月号~

sanpo

 先日発売された「散歩の達人」11月号の中の連載企画「駅ぶらりんこ~雑司が谷駅~」(98~100頁)にて紹介していただきました。

 偶然お買いもの中の「もの凄く可愛いお嬢さん」に、カメラマン氏が急きょモデルを依頼しての撮影でしたが、素晴らしい写真が撮れていました。もちろん誌面に掲載されています。

 当店の他、鬼子母神境内の駄菓子屋「上川口屋」さん、ご近所の「旅猫雑貨店」さん、古書「往来座」さん、そしてこの町の新しい仲間のお一人である「ROCKET CAFE」さんなどが、「ふしぎなエアポケット町」というタイトルで紹介されています。

 発行は、株式会社交通新聞社。定価580円で絶賛発売中です。
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静かな雑司が谷の夜に

mando

 鬼子母神のお会式も終わり、雑司が谷はまた静かな日常を取り戻し、このまま年の瀬へと穏やかな日常を繰り返していくのでしょう。

 今年もラスクを焼いているうちに地元「雑二講」帰還。

 来年は、最終日18日が木曜日となりまして、店の定休日と重なりますので、きっと参加できると思います。

 今から楽しみです。

 まぁ、太鼓を叩いてはしゃぐ歳でもないですから、道中、事故のないよう心を配りたいと思っています。

 鬼が笑う?

 鬼子母神さまは元来、鬼女でありますからね。大いに笑っていただきましょう。

 そういえば、「相棒ten」が始まりましたね。

 これで、私の暮れまでの楽しみはバッチリです。

13

運命の出会い~刷毛編~

 菓子パンとバターロールには、焼き色に艶を出すために窯入れ直前に溶き卵を塗ります。

 ホイロ(発酵室)から出した時の生地表面の状態や、焼成時間によって異なる卵液の濃度に気を配ることも大切です。

 さらに、「塗り卵は目で塗れ!」という言葉のとおり、ムラや塗り残しのないよう丁寧な作業が求められます。

 しかし、いくら丁寧な仕事をしようとも、刷毛がダメならすべて台無しです。

 最も嫌らしいのは「抜け毛」。

 パンの表面に残った刷毛の抜け毛は、その商品価値をゼロにしてしまいます。

 また、塗りムラや塗り残しの問題には、刷毛先のまとまり具合と毛量が重要になってきます。

 塗り卵に使用する刷毛の毛量は、ちょっと少ないくらいが丁度よく、多ければ多いほど使い難くなります。

 とは言うものの、なかかな無いのですよ。このような刷毛は.....

 これまでも、製菓製パン用として売られている様々な刷毛を試してきました。

 しかし、結局ダメで、1本数千円も叩いて高級料亭で使われているような料理刷毛を使ってもみましたが、すべての条件を満たしてくれる刷毛には出会ったことがありませんでした。

 それが、ネット上でやっと巡り合えたのです。

 運命的でさえあります。大げさとお思いでしょうが、それほどまでに使い易いのです。

 しかも、1本800円しないのです。

 その名は、「山羊刷毛 極」

 「ごく」でも「きょく」でもありませんよ。

 「きわめ」です。

 丈夫な山羊の尾の毛を使い、しかも折り曲げて固定するという技を使っているのだそうです。

 長年の懸案が一気に解決したこの爽快感。

 同じ苦労をしている同業の皆さん、パン作りが大好きな奥さま、お嬢様、お兄様。

 決して私は騙しません。ぜひ、この刷毛を使ってみてください。

 取り扱いは、大田区矢口の「キッチン工房」さんです。

004-s
※右手に刷毛、左手でカメラ。なかなか難しい撮影のため、ちょっとボテッと塗れてしまいましたが、実際はもっと薄く、きれいに塗れます。ご安心ください。



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