当店では、ここ最近、定番商品であるカスタードプリンの人気が上昇しています。

　とは言いましても、お一つ200円も300円もするような高級スイーツではなく、あくまでも1個130円のパン屋の手作りプリンですので、見たまんま、ご想像通りのお味です。

　ただ、プリンの命である食感。これには気を遣っています。

　特別にお教えしちゃいますが、プリン作りでは、卵と温めた牛乳を混ぜる際のそれぞれの温度が一番重要なのです。

　いちいち温度計で測っている訳ではありませんが、ここを間違えてしまいますと、後でどんなに窯の温度や焼き時間を調整しましても「しっかりと固まっていながらも、なめらか」という美味しいカスタードプリンはできません。


　そうですよ。

　当店のプリンはしっかり焼き固めます。

　もちろん卵だけの力で固めるのです。

　私の性格の問題なのでしょうが、最近流行の固まっていないプリンはどうしても好きになれません。

　しかし、だからと言って、昔風のボソボソとした堅いだけのプリンは最悪です。決してそんなプリンではありませんのでご安心ください。

　プリンには、あくまでも「ぷりんっ！」としていてもらわないと。

　格好よくないパン屋のプリンですけれど、茨城県が誇る「奥久慈卵」の美味しさを十分に引き出せるよう努力した成果をぜひお試しください。

　なお、毎週水曜日は、1個100円（税込）でご提供させていただいています。

　先週末、高校の同窓会があったのですが、残念ながら出席できませんでした。

　食べ物商売してますとね、一般の方との「曜日と時間」の「オンとオフ」が真逆ですからね。

　こういうときに、パン屋は寂しさを感じちゃったりするのです。

　約5年前に、卒業以来初の同窓会が開催され、その時は2次会から参加できたのですけれど、今回は全く不可能な状況でした。

　皆、今年五十路を迎える訳ですが、若い若い。昔の50歳とでは比較にならないでしょうね。

　きっと、いつの日にか一次会から参加できることを夢見て、今夜も一人で乾杯しましょうか。　

　みんな、男子バレー部、3年2組の私を忘れないでね。

　21日に撮影が行われたのは、テレビ朝日アナウンサーの矢島悠子さん、久保田直子さんがレポーターを務める「やじくぼ散歩」という番組です。

　テレビ朝日の有料CS放送で、６月初旬から２０回程度放送される番組ガイドの中の企画コーナーだそうです。

　残念ながら、一般の地上波では放送されないそうですので、私も観られません。　
　
　しかし、思いがけず大変大がかりなロケだったものですので、有料CS放送というものに縁のない身にはいささか驚きでした。

　スタッフの方によると、後日録画したものをお送りいただけるそうですので、それを楽しみに待つことにいたしましょう。　

　最後になりましたが、撮影中にご来店のお客様に、ご不便ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
　
　　　　　（左から、父、不肖私、久保田アナ、矢島アナ、母、妹です）
　

　

　お怪我で入院中のお祖母さまが、「アカマルさんのパンが食べたい」とのことで、ベビーカーに赤ちゃんを乗せた若いママさんがご来店くださいました。

　サンドイッチや菓子パンをお買い上げいただいたのですが、きっとその足で、お見舞いに行かれるのでしょうか。

　一日も早いご回復をお祈りしますとともに、病院のベッドからのリクエストに心から感謝いたします。

　人の心を癒せる、そんなパン屋でありたいという願いが一つ現実になりました。ありがとうございました。

　それから、本日、テレビ朝日のCS番組「やじくぼ散歩」の撮影取材がありました。矢島アナと久保田アナがご来店。

　お二人とも、とても親しみやすく、チャーミングな方でしたよ。詳しくは、また明日にでも。

　妹が、友人たちと江戸東京博物館へ行ってきたそうです。

　4月27日から6月6日まで開されている特別展「龍馬伝」。

　「龍馬かぶれ」でありながら、会期中に見学に行けそうもない私のために、みやげを買ってきてくれました。

　うれしいぜよっ！

　その妹ですが、日頃は調理パンの製造を担当しているのですが、この度、twitterとやらを始めました。

　赤丸ベーカリーのご奉仕品情報や、タイムセールのご案内をはじめ、ラスクの売れ行き情報などもつぶやいているようです。

 twitter.com/akamarup