ちゃぶ台のトースト ~Akamaru Bakery Official Blog~

東京の雑司ヶ谷という小さな町の小さなパン屋「赤丸ベーカリー」のブログです。日常生活そのもののパン「ちゃぶ台のトースト」をモットーに、日々パンづくりに励んでいます。

2005年04月

28

ぐにゃぐにゃの一冊

ここのところ、お堅い話題ばかりが続いてしまいまして。
ジャムお兄さんとしたことが・・・。
そこで、最近お気に入りの「ぐにゃぐにゃ」に
やわらかい文庫本を一冊ご紹介します。
 
糸井重里監修
ほぼ日刊イトイ新聞
新潮文庫
「言いまつがい」

ぐにゃぐにゃに笑えます。
28

会社は絶対!?

 いよいよゴールデンウイークですね。新社会人の皆さんは5月病に感染いたしませんように。

 ところで、今年の新入社員の4割以上は、「自分の良心に反しても会社の指示に従う」という考えを持っていらっしゃるそうで(財団法人・社会経済生産性本部調べ)。

 読売新聞夕刊紙上では、厳しい雇用情勢がその背景にあり、2年連続で「新入社員の保守化」傾向が強まったと分析されていました。
 また、「自分がなじめない仕事を我慢して続けるのは無意味」の問いには、過去最高の70%がNO。

 私は、大きな組織からドロップアウトして(biography参照ください)、パン職人の道を自ら選んだわけですが、今さらながら自分の「甘さ」と「勇気」の両方を日々交互に感じております。

 でも、どうでしょう。「自分の良心」こそ、社会秩序の根幹であり、人間が人間として生きるための道ではないのでしょうか?
 会社の厳しい運行管理のもと、たかが1分半の遅れを取り戻そうとしたために・・・。その結末は、余りにも悲劇に過ぎます。・・・合掌・・・
 
 個人的には、早く景気が回復して、若い人たちが伸び伸びと、自由闊達に社会へ乗り出せるよう雇用情勢が好転することを祈りたいと思います。
23

MOTTAINAI

 日本テレビの「世界一受けたい授業」という番組を時々観るのですが、なかなか感心させられる良い番組ですね。今日のテーマのひとつは、世界の現状を100人の村に置き換えて考え、大ベストセラーとなった絵本「世界がもし100人の村だったら」の続編といった内容でした。

 食べ物を扱う職業人として、最も考えさせられた数字は、「日本人2人分の食べ残しがあれば、満足に食べることのできない6人の空腹が満たされる」というもの。

 われわれ日本人が1年間に捨てる食べ残しは2000万トン。それに対し、世界各国から被援助国(地域)へ送られる食糧援助は年間1000万トン。つまり、日本人はその2倍の量の食べ残しを惜しげもなく捨てていることになるのだとか。何とも恐ろしいことです。

 また、日本人は2000万トンもの食べ残しを捨てている一方で、年間5800万トンもの食糧を輸入しています。私たちパン屋にとっても、最も大切な小麦粉はそのほとんどが北米からの輸入です。そして、売れ残ったら処分せざるを得ません。ジレンマを感じます。

 今、世界で注目されている日本語をご存知でしょうか?
「もったいない」
 ノーベル平和賞受章者でケニア環境副大臣のワンガリ・マータイさんが、日本語の「もったいない」という言葉の意味に感銘を受けて、環境問題のテーマとして「MOTTAINAI」を世界中に広めようとしているのだそうです。
 
 地球規模で考え、身近なところで何かをする
 Think grobally  Act locally  
 明日から実践したいものです・・・
21

アマリリスです

現在、店頭ではアマリリスが皆様をお出迎えいたしております。
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19

猫になりたい

 我輩も 猫になりたや 春の午後 
 おそまつ!
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ジャム兄

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